おたふくかぜ

おたふくかぜについて

おたふくかぜも、水痘と同じくらい知名度の高い病気として知られています。
主に子供が掛かることが多く、ほっぺたがおたふくのように膨れ上がることからこのような呼び名がついています。

ウイルスによって引き起こされる病気で、多くの場合は軽症で済みますが、時には重い合併症を引き起こすケースもあります。
誰でも重篤な症状になることは考えられますから、自分の子供だけは大丈夫と安易な希望は抱かず、ワクチンの予防接種などを受けた方が良いでしょう。

おたふくかぜウイルスも、水痘と同じように潜伏期間があります。
感染したからといってすぐに症状が現れるのではなく、2~3週間程度の潜伏期間を経てから症状が出てきます。
主な症状としては、先ほどもお伝えしたように耳下腺が腫れ、発熱します。

この時、人によっては片方だけで済むこともありますし、両方腫れてしまうこともあります。
また、非常に高い熱を出す方もいますが、人によっては全く発熱しないというケースもあります。

おたふくかぜも水痘と同じように、大人になってから掛かると重篤な症状になることがあります。
また、この病気の特徴として多くの合併症があることが挙げられます。
約50人に一人という確率で無菌性髄膜炎が発症し、強い頭痛と共に嘔吐するといった症状が出ます。

また、恐ろしいことに、一生治らないほどの難聴になってしまう可能性もあります。
現在でも年間に700人ほどの方がおたふくかぜによる難聴になっているとも言われていますから、おたふくかぜを甘くみてはいけません。

おたふくかぜによる脳炎

おたふくかぜによる脳炎が発症してしまい、後々まで後遺症が残ってしまったり、最悪の場合死亡してしまうこともあります。

現在の医学では、おたふくかぜの原因となるムンプスウイルスを退治することのできる薬はありません。
そのため、この病気にかかってしまった場合、とにかく自然治癒するのを待つということになります。
家庭でお子さんをケアする場合には、安静にさせて水分補給を怠らないようにしましょう。

おたふくかぜになってしまうと口を開けるのも痛みが生じてしまいますから、飲み物が飲めないという場合にはストローなどを用いるのも良い手です。
また、酸味の強いジュースなどは唾液腺を刺激してしまうことがありますからなるべく避けた方が良いでしょう。

症状が回復するまでは当然保育園や学校には行けませんから、自宅でゆっくりと完治させる必要があります。
焦って復帰させても良いことはありませんから、しっかりと完治させるようにしましょう。

治療法は存在しないおたふくかぜは、予防接種による予防は可能ですから、できるだけ予防接種は受けた方が良いでしょう。