百日咳

百日咳とは?

独特の咳が長引いてしまう病気のことを指し、小さな子供が掛かることが多いです。
また、赤ちゃんなどが掛かってしまうと非常に危険な状態になってしまうこともありますから、注意が必要です。

百日咳の原因ですが、これは百日咳菌と呼ばれるウイルスによって引き起こされます。
感染経路は主に飛沫感染で、既に百日咳菌に感染している人の咳やくしゃみなどによってウイルスに感染してしまい、それが原因で症状が現れます。

このウイルス自体はそれほど強い菌ではないため、抗生物質による治療などで簡単に退治することができます。
また、治療しなかった場合でも、1週間から10日ほどすればウイルスは消えてしまうことが殆どです。
しかし、菌が残していった毒素は体の中に残り続け、それが原因で独特の咳が長く続いてしまうのです。

この病気は子供だけが掛かるのではなく、大人でも充分掛かる可能性があります。
大人の場合、咳の長引く風邪、という感じを受けることが多く、そのまま放置しておいても自然に治ってしまうことが殆どです。

小さな子どもは注意が必要

小さなお子さんがこの百日咳に掛かってしまうと時に危険なこともあります。
この病気における症状の特徴としては、短く連続する咳で、一度咳込みだすと止まらなくなってしまうことがあります。

赤ちゃんがこの病気にかかってしまった場合、散々咳込んだあとに息が吸えなくなってしまい、結果チアノーゼといった症状に陥ることも少なくありません。
赤ちゃんがチアノーゼ症状に陥ってしまうと、呼吸ができなくなってしまい命に関わることもありますから注意しなくてはなりません。

小学生などでこの病気にかかってしまった場合、特有の咳がなくなるまで学校に通うことはできません。
これは学校保健安全法によって定められています。
しかし、症状に感染の恐れがないと判断された場合にはこの限りでないので、そのときは普通に登校することができます。

直し方・ケア方法

この病気の場合、抗生物質を服用して5日以上経過していれば感染力はほぼ失われていると考えて間違いないでしょう。
もちろん、念のために医師の診察は必要となりますから、最終的な判断は医師に任せた方が良いでしょう。

お子さんが百日咳に掛かってしまった場合の家庭でのケアですが、食事の際に咳込んでしまうこともあり、結果食べたものをすぐに吐き出してしまうということもあります。
そのため、一度の食事の量を少なくしたりといった対処をする必要があります。

また、なるべく消化の良いものを与えるようにすると良いでしょう。
入浴は症状によりますが、咳もある程度治まって、お子さんの機嫌も良いようなら普通に入浴させることは問題ありません。
もちろん、小さなお子さんの場合は親が一緒に入ってあげるなどする必要があります。