アレルギー性鼻炎

アレルギー鼻炎の症状

子供がよくかかるアトピー疾患は、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、アレルギー性鼻炎です。
乳幼児によくあらわれるのがアトピー性皮膚炎、2、3歳になるとぜんそくがあらわれ、小学生くらいになるとアレルギー性鼻炎の症状が現れることがあります。

家の中のものによるアレルギー性鼻炎であれば、一年中くしゃみ、鼻水、鼻づまりと言った症状がみられます。
くしゃみも突然し始め、いったんくしゃみが出ると、続けて何度もくしゃみがでます。

また、アレルギー性鼻炎は朝夕に症状が現れやすくなります。
それは、自律神経の副交感神経と深く関係があるからです。
昼の活発に活動する時間帯は交感神経が優位にたっていますが、夜にかけて副交感神経が優位に立ち始めます。
副交感神経と深く関係があるアレルギー性鼻炎は、副交感神経が優位に立ち始める朝夕に症状が強く出やすくなります。

アレルギー性鼻炎の原因

アレルギー性鼻炎の原因の多くは、ハウスダストと言われるダニやペットの毛、ほこりとったものです。
他に花粉やカビといったことが原因となることもあります。
花粉には、イネ科のオオムギやトウモロコシの花粉などがアレルギー性鼻炎の原因となります。
他にも、そば粉や小麦粉、おがくずやきのこの胞子などもアレルギー性鼻炎の原因となることがあります。

花粉が原因となってアレルギー性鼻炎の症状が出る場合、目のかゆみや結膜の充血と言った症状も同時にあらわれます。
この花粉が原因の場合、一般的には花粉症という言い方をします。

アレルギー性鼻炎は、アレルゲンによって放出されたヒスタミンが知覚神経を刺激し、分泌中枢に達することにより大量の鼻水がでます。
ヒスタミンが、鼻の粘膜の血管に作用すると、血管の拡張などを誘発し鼻づまりを生じさせます。

ヒスタミンと同時に放出されるロイコトリエンという化学物質も鼻水、鼻づまりを生じさせます。
ロイコトリエンは、ヒスタミンほど作用は強くありませんが、継続時間がながいため、いったんアレルギー症状がでるとその症状は長引きます。

アレルギー性鼻炎の治療法

アレルギー性鼻炎になったら、まずアレルギーの原因となるアレルゲンを特定し、できるだけ除去し回避します。
同時にステロイド剤で炎症を鎮めます。

抗ヒスタミン剤は、ヒスタミンの働きを抑え、症状を緩和します。
抗アレルギー剤によって、アレルギー反応が出るときに生じるヒスタミンなどの分泌を抑えることもできます。
鼻づまりは、抗血管収縮性点鼻薬で鼻の血管を収縮させて鼻の通りをよくします。

アレルギー性鼻炎を改善するには、適度な運動も役立ちます。
適度な運動は、自律神経の働きを高めるからです。
また、乾布摩擦なども自律神経を高めるのに役立ちます。

アレルギー性鼻炎になると鼻の粘膜が渇きぎみになるので、室内の適度な湿気は大切です。
特に冬場は乾燥しやすいので、加湿器などを利用して適度な湿気を保ちましょう。