母乳と人工乳の違いはありますか?

母乳と人工乳のいちばん大きな違い

人工乳とは粉ミルクのことをいいますが、近年では非常に様々な粉ミルクが販売されています。
こういったものを赤ちゃんに飲ませる場合、母乳だけをしっかり飲ませる場合とどのような違いがあるのかが、気になってしまうお母さんもいるでしょう。
できるだけ母乳で育てた方が良いと言われていますが、具体的には母乳と人工乳にどのような違いがあるのかを知った上で最終的に判断しましょう。

いずれにしても授乳時間というのは赤ちゃん、そしてお母さんの絆をしっかりと結び付けてくれる重要な時間になります。
また初乳に関しては出産後2日から3日後に出てくる初めての母乳とされ、この初乳には非常に多くの栄養素などが含有されていますので、後に粉ミルクへと移行する場合であっても、初乳だけは飲ませてあげた方が良いと言われています。

母乳にはお母さんの体内で作られたさまざまな免疫成分が含有されていますので、これを赤ちゃんに飲ませてあげるという部分では人工乳よりも優れているといえるでしょう。
一方で、人工乳はこういった免疫成分が含まれていませんので、赤ちゃんに飲ませる場合も少々心配があります。
また母乳を飲ませることによってお母さんの子宮回復には非常に良い効果があるため、このような部分を考えてみると、やはり母乳育児の方が良いと言われるのは当然です。

成分における違いは少なくなってきている

前日の通り、初乳に関しての栄養素そして免疫成分に関しては母乳と人工乳で大きな違いがあります。
しかしその後に関しては近年人工乳としての粉ミルクに様々な栄養素が含まれていますので、粉ミルクだからと言って赤ちゃんの発育が悪くなってしまうような心配はありません。

常に衛生的で新鮮な状態を飲ませてあげることができるため外出先でも安心で、尚且つ夜中の授乳などに関してはお母さんが眠たい時でも哺乳瓶で飲ませることができるため、多くのメリットがあるといえます。
人工乳には低体重で生まれた赤ちゃん用や、離乳食が進んだ際のフォローアップミルク、またアレルギーを持っている赤ちゃんに対してのものなどもあるので様々な粉ミルクを選んで赤ちゃんの成長に合わせてあげることが大切です。
母乳の場合には、どれだけ飲んだのかということがわかりにくいですが、粉ミルクであればはっきりとその都度飲んだ量を把握できるというのも、お母さんにとって安心できるポイントになるようです。

ライフスタイルに合わせて考えれば大丈夫

母乳と人工乳はどちらにもメリットやデメリットがあります。
母乳の場合にはお母さんが刺激物を食べてはいけないということやアルコール、そして喫煙などもしてなければならないことがあります。
人工乳の場合には上記の通り、免疫成分が含有されていないので、こういった部分での心配が出てきてしまうでしょう。

しかし、多くのケースでライフスタイルに合わせながら選んでいるというご家庭がほとんどです。
お母さんの体調はもちろんのこと、外出先で母乳をあげることに抵抗を感じる場合には人工乳が良いでしょう。
自宅と外出先で母乳と人工乳を分けるというご家庭も少なくありません。
どちらか一方でなければならないという決まりはありませんので、やはりライフスタイルに合わせて選んであげるのが1番ではないでしょうか。